事務局です。
2月29日(土)に福岡高校で行われる予定だったディベートイベントについて、コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止が決まりましたことをお知らせいたします。
ご不明な点がありましたら、県高英研の事務局に直接お問い合わせください。
事務局です。
2月29日(土)に福岡高校で行われる予定だったディベートイベントについて、コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止が決まりましたことをお知らせいたします。
ご不明な点がありましたら、県高英研の事務局に直接お問い合わせください。
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以前お知らせしました、3月1日(日)宮城教育大学主催講演会についてですが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止が決まりましたので、ご連絡いたします。
参加申し込みをされた先生方につきましては、主催者からも連絡があるかと思いますが、ご確認ください。
(開催中止)
「宮城教育大学 英語教育講座 公開講演会 小学校外国語活動・外国語の指導と評価」
日時:2020年3月1日(日)13:00~14:30
場所:宮城教育大学(仙台市青葉区荒巻字149番地)2号館3階231教室
事務局です。
2月14日(金)に岩手県立総合教育センターで行われた令和元年度(第63回)岩手県教育研究発表会の中・高等学校外国語分科会に参加してきました。中・高の発表と講演の3本立てでしたが、あっと言う間の3時間でした。
◆遠野中の浅沼美紀子先生は「英語を用いて豊かに表現できる生徒の育成」ー教科書の題材内容を活用してふるさとの魅力を発信する活動の工夫ーと題して、H29年度、H30年度の国研指定事業を振り返りながら、意欲喚起、即興、表現の正確性と多様性などをキーワードに、お話してくださいました。
今までにも各研究会等で行った発表を拝見していましたが、今回改めて、教科書題材の活用やルーブリック評価なども含め、遠野中の先生方が継続的に実践されてこられたからこその生徒の変容なのだと感じました。各校で真似したいところが沢山ありました。
◆軽米高の富樫奈津子先生からは「軽米地域中高一貫教育校のディベートから基礎・基本を考える」と題したご発表をいただきました。個人的には、この1月に、軽米中の熊谷先生の発表も拝見していたため、学びの「繋がり」を強く感じました。
中高連携として実際に、互見授業、交流授業、集中講義(4日間:ディベート)、英検2次試験指導、英作文指導など、とてもアクティブに交流をされていました。小規模校が多い岩手ですが、逆にその地の利をポジティブに捉え、他地域でも今まで以上にお互いが歩み寄り、異校種を知る・交流することが盛んにできるのではないかと可能性を感じました。
また、富樫先生が何度も「中学校の先生のおかげ」とおっしゃっていたのが印象的で、中学校の人間としてはとてもありがたいと感じました。小中高連携を推進し、お互いを知れば知るほど、人と人とのつながりが強固になればなるほど、より良いアイデア、知恵が出てくるものだと信じています。
真剣だと知恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳ばかり (by武田信玄『正範語録』)
私が好き好んでよく生徒に紹介する言葉の一つです。生徒だけでなく、我々教師にとっても、まさにその通りだと思います。先日山梨で行われた全国小学校英語教育実践研究大会の講演(こちらの講師も直山先生でした)の中でも「まずやってみること、やらない人に限ってできないと言う」というお話がありました。「○○中だから/○○高だからできる」「うちの生徒にはできない」と勝手にリミッターを設けてしまうのは簡単ですが、子どもたちは存外何でもできるもの。やってみればそれに気付けますし、子どもたちの自信にも繋がります。軽米中高の連携から、改めて学ばせていただきました。
◆分科会の最後には「中・高等学校におけるこれからの外国語教育の在り方~新学習指導要領を見据えて~」と題し、1日目に引き続き、文部科学省初等中等教育局視学官の直山木綿子先生にご講演をいただきました。小学校外国語活動の授業で力をつけてきた子どもたちが中学校に入学してくることの意味、その子どもたちを迎える中学校側がどのような気概で授業づくりに臨んでいけば良いのか、全国学調の結果分析から見える中学校の課題とは何か…など、短い時間ではありましたが、例を交えながら沢山のお話をしてくださいました。
特に、コミュニケーションの目的・場面・状況を設定し「思考」を働かせることの具体は、授業の言語活動を吟味していく上でとても参考になりました。また、全国学調の正答率1.9%の問題とその原因については、我々教師が真剣に受け止め、授業改善を図っていかねばならない部分だと思います。
◆講演の最後に、直山先生から、英語教育は変化の時を迎えていること、他教科とは異なり英語科教員だからこそ求められる力もあること、そしてそこにプライドをもって頑張っていこうというお話がありました。私なりに解釈すると、英語科は、コミュニケーション能力や言語能力といった、言わば生きていく上での基盤となる力を育む教科であること、そしてそれらを育む過程で必然的に子どもたちの人格形成、情意面に最も深く関わり、学級・学年経営等の生徒指導的要素を含みながら「心」を育てていく教科であることではないかと考えました。
英語科は、教師の工夫次第で何でもできる教科だと思っています。だからこそ、英語教育のこれから、子どもたちのこれからを【真剣】に考え、【知恵】を出し合っていければと思っています。1月末に行われた小外研設立の懇親会では、異校種を受験し4月から新採用として働く先生や、定年間際だが学びに来たとおっしゃって生き生きと目を輝かせる先生、英語を学び始めて間もない先生もいらっしゃいました。自分は出不精だと躊躇わず、可能性にふたをせず、忙しいと切り捨てず、ぜひプライドをもって積極的に学び合っていきましょう。引き続き、よろしくお願いいたします。
◆なお、分科会の詳細については、会員ページに記録メモを掲載しましたので、会員の皆様はそちらをご覧ください。また、もし1日目の小学校外国語教育特設分科会に参加された先生がいらっしゃいましたら、ぜひ感想等を事務局までお寄せください。本サイトに掲載させていただき、共有できればと思っております。併せてよろしくお願いいたします。
※令和元年度の会員募集は2月末まで受け付けています。なお、令和2年度の会員募集後の新パスワード発行は7月半ばを予定していますので、令和元年度の会員の皆様は7月半ばまで会員ページの閲覧が可能です。(逆を言うと、令和2年度からの新規会員の皆様は7月半ばまでは会員ページの閲覧ができないということです。)過去の各種研究会の講演記録や資料、データ(県大会、東北大会、各研究会やセミナー)についても、事務局で参加したものについては掲載しています。
事務局です。
3月1日(日)に宮城教育大学で英語教育講座公開講演会が開催されます。信州大学学術研究院教育学系教授の酒井英樹先生を講師としてお迎えし「小学校外国語活動・外国語の指導と評価」と題したご講演をいただきます。
この時期、小学校新学習指導要領完全実施直前ということで、各地で研究会やワークショップが催されており、4月からの指導や評価について考える機会が沢山あります。興味のあるかたは、下記チラシをご覧いただき、担当者まで直接お申込みください。