小学校外国語活動”Let’s Try!”指導案・評価 完全ガイド

事務局からの情報提供です。

今週22日に学陽書房から『小学校外国語活動”Let’s Try!”指導案・評価完全ガイド』【編著 兼重昇(広島大学大学院准教授)・佐々木淳一(岩手県教育委員会主任指導主事)】が発売されました。本県からは編著者の佐々木淳一先生をはじめ、著者として菅正隆先生(本県出身)、5校の小学校の先生方が携わっており、小学校外国語活動新教材Let’s Try!”の活用のポイントや実際の指導案、評価文例まで収録されています。

小学校の先生方はもちろんですが、中学校英語科の先生方にとっても小中連携の視点から参考になるのではないかと思います。(なお、学陽書房の公式ホームページで「立ち読み」が可能です。)

「外国語活動の先にある外国語科においては、『英語で何ができるようになるか』といった新しい時代に必要となる資質・能力の育成が掲げられていますが、学校教育で行われる外国語教育は”Training”ではなく、子どもたちが、将来きっと花を咲かせられるような『種まき』の”Education”であることは言うまでもありません。」(巻頭言 淳一先生の言葉から)

 

【著者として携わっている県内の小学校の先生方】

福井千佳子 先生(盛岡市立仙北小)

渡邊 圭美 先生(北上市立黒沢尻北小)

阿部 勲寿 先生(紫波町立赤石小)

髙橋あんな 先生(一関市立萩荘小)

中丸 邦丸 先生(宮古市立崎山小)

平成30年度が始まりました

事務局です。

平成30年度がスタートしました。今年度も県英研運営へのご協力を何卒よろしくお願いいたします。昨年度末にいただいたアンケートも参考にさせていただきながら、様々進めてまいりたいと思っております。多くの先生方が会員になってくださることを願っております。

なお、【組織】と【年間予定】を今年度のものに更新しましたので、それぞれのページからご確認ください。

あれから7年

事務局です。

今日は3月11日。2011年に発生した東日本大震災から7年が経ちました。各学校でもこの7年、総合的な学習の時間や道徳の授業を中心にしながら、復興教育の推進が図られてきたことと思います。また、英語の授業の中でも折に触れ、震災復興について考える機会があったことと思います。「チーム岩手」一丸となり、将来の復興を担う素敵な子どもたちを育てていきたいものです。

今年度最後の授業が本校でも終了しました。今年は最後に“Tomorrow Never Comes”という詩を朗読。邦題は「最後だとわかっていたなら」…今年、そして昨年の3月11日付で岩手日報に掲載された詩です。朗読中は皆、声も立てず真剣に原文と向き合っていました。未習語は少なからずありますが、それを補って余りあるほどの詩の内容の豊かさ。ことばを扱う教科の教員として、技能は勿論ですが、それを支える豊かな心を育みたい、そのためにも様々な「名文」に出会わせたい…改めて感じた瞬間でした。

 

さて、復興教育に関わって、会員ページには、一関市教委作成「3.11 Voice」(復興教育用英語読本)を掲載しております。県内で働くALTの先生方や外国人の方々から寄せられた東日本大震災への思いを一冊にまとめたものです。以下、ほんの一部だけですが内容をご紹介します。

 

…The most impressive thing for me was seeing the people who had lost family, friends, homes and businesses bow to me and say, “Arigatou” or “Otsukaresama deshita” or “Ganbatta ne” when we finished our volunteer activities.

I was so humbled by this experience that people who had experienced so much horror, could still find kindness and gratitude for something so small that we had done. People who had lost so much, and were worried about what they would eat, or where they would live, would be so cheery and laugh with us and pat us on the back and say to me in English, “Good job!” …

 

授業でそのまま使えるよう、挿絵や注釈、設問も加えられています。32タイトル、108ページにわたるボリュームです。これらもまた「名文」。「心」を育む一助になるのではないかと思います。多くの先生方にご活用いただけたなら幸いです。(非会員の方で興味をお持ちの方は、事務局までお気軽にご相談ください。)

年度末アンケートご協力のお願い

事務局です。

今年1年間の運営へのご協力、大変ありがとうございました。来年度に向け、多くの英語科の先生方からご意見をいただきたいと思いますので、年度末アンケートへのご協力をお願いいたします。(特にも、会員の皆様はぜひともご回答をお願いいたします。)

ご回答は画面右下のバナーから可能です。よろしくお願いいたします。

新小学校学習指導要領における外国語教育

事務局から情報提供です。

来月3月10日(土)宮城教育大学「新小学校学習指導要領における外国語教育」と題し、講演会とパネルディスカッションが開催されます。

日時 3月10日(土)13:00~17:00

場所 宮城教育大学 420教室

講師 大城賢 先生(琉球大学教授)

 中村典生 先生(長崎大学教授)

 アレン玉井光江 先生(青山学院大学教授)

講師の先生方はいずれも小学校外国語活動、外国語科の教材「We Can!」や「Let’s Try!」の作成に関わった方々です。また、大城先生は数年前に岩手県(一関市立大東小学校)でも授業参観とご講演をいただいたことがあります。せっかくの機会ですので、ご都合のつく方はお申し込みの上、奮ってご参加ください。以下に要項を掲載します。

新小学校学習指導要領における外国語教育

会員ページへの資料追加4

過日1/6に行われた本会後援の英語研究会Big Riverのワークショップに関わって、会員ページに資料を5点追加いたしました。

興味のある方は、会員ページにパスワードを入力の上ご覧ください。

ちなみに、ワークショップの中で大沢先生からご紹介いただいたgambits(話し合いの切り出し)の表現例に関する洋書(写真参照)はとても興味深かったです。中学校、高校の授業でも活用できると感じました。(事務局感想)

CONVERSATION GAMBITS

各学校の学校公開や研究授業等でお使いになった資料についても、会員ページで共有できれば有益だと思います。可能な方は、ぜひ事務局までご連絡ください。よろしくお願いいたします。

SAMURAI DO-JO 21 ご案内

事務局です。

明けましておめでとうございます。

旧年中は各種大会、研究会等にご支援ご協力をいただきまして大変ありがとうございました。2018年も岩手の子どもたちのために、英語教育に関わる様々な情報を共有できればと思っております。何卒よろしくお願いいたします。

さて、本会後援の英語教育ワークショップ(英語教育研究会Big River主催 SAMURAI DO-JO 21)1月6日(土)アイーナ(盛岡市:いわて県民情報交流センター)で開催されます。様々な立場で英語教育に関わる方々と交流するチャンスですので、お気軽にご参加ください。(お申し込み方法については、下記チラシをご覧ください。)

DO-JO 21表 DO-JO 21裏