チームで乗り越える

事務局です。

今年度は小学校新学習指導要領が完全実施となり、小学校3・4年生で外国語活動、小学校5・6年生で外国語科の授業が始まっています。来年度(令和3年度)には中学校、再来年度(令和4年度)には高等学校でも新学習指導要領が完全実施となります。目指す子どもたちの姿を共有しながら、一人一人が「チーム岩手」の一員として、英語教育を盛り上げていければと思います。今年度もよろしくお願いいたします!

今年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、普段とは異なる年度の始まりとなりました。先生方におかれましても、感染拡大防止に関わって、それぞれのお立場で様々お忙しくされていることと思います。(本校でも朝の昇降口での健康カード確認、手洗い・換気の徹底、生徒下校後の校内消毒作業など、毎日全職員であたっています。)予測困難な毎日ではありますが、子どもたちやその家族、教職員、ひいては県民の命を守るため、我々大人自身が未知の状況に対する思考力や判断力を十二分に発揮しながら、不断の感染症対策を実行していきましょう。

近年注目されている「非認知能力」の形成に関わっても、大人の使う言葉、大人から子どもへの言葉がけの大切さが再確認されています。以前紹介した「子どもが育つ魔法の言葉」にもありましたが、大人が悲観的であれば、子どもも悲観的になり、大人が前向きな言葉を使えば、子どもも前向きな言葉を使うようになります。学校で、授業で「今、何ができるか?」知恵を出し合い、力を尽くす、前向きな大人の「姿」を見せてやりましょう。そして、この難局をチームで乗り越えましょう。

 

…さて、以下いくつかお知らせです。

1 学習支援コンテンツの紹介について

文部科学省のホームページにて、外国語科の学習に関わる豊富なコンテンツが紹介されています。英検やNHKゴガクの他、本県の多くの中学校で採択されている教科書Sunshine(開隆堂)のホームページでも動画やワークシート、音声ファイルが一部公開されています。生徒に「学び方を教える」ことも含め、臨時休業明け、あるいは連休明けに備えることが可能です。また、岩手県立総合教育センターのホームページでも、以前からGアップシート(学習シート)等を公開しており、それらを用いた学習が可能です。各校の実情に合わせながら、ご活用いただければと思います。

2 今年度の岩手県中学校英語弁論大会について

今のところ、開催方法を工夫し、実施を予定しておりますが、今後の感染状況を見て大会の可否や運営の仕方について検討をします。なお、本大会の弁論の部は高円宮杯予選を、3年暗唱の部は東北六県大会予選を兼ねており、上位大会の実施可否によって本大会について判断することとなります。現在、高円宮杯事務局(読売新聞東京本社内)は感染症予防のため当面の間閉鎖されております。情報の更新があり次第、全県にお知らせいたしますので、大変申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。

追記(5/1) 上位大会の無い1・2年生暗唱の部については、今年度は実施いたしません

3 会報の送付について

今年度から会員の皆様に年数回の会報をお送りします。なお、第1号については、岩手県中英研の紹介や入会の方法説明も兼ねて、県内全中学校の先生方に学校メール宛でお送りします。5月送付予定ですので、もう少々お待ちください。